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平成最大の豪雨災害になりました

被害が判明するにつれどんどん大きくなっていきます。昭和47年の江の川の洪水ではがけ崩れは少なく、死者は多くはありませんでした。最近の特徴は集中豪雨でがけ崩れが多発しそれによる被害が多いことです。明治以降人口が増えるにつれ、新しい宅地を開発してきましたが、その際、山のふもとに宅地が出来たのかもしれません。史実を調べないと判りませんが、昔からの土木、建築の知恵は相当なものがあると思います。明治以降西洋から新しい建築土木の工法、資材が入ってきて古来よりある工法をなおざりにしたのではないでしょうか。鉄、コンクリートを使った土木、建築は、日本の自然、日本人の生活には似つかわしくないような気がします。かえってヨーロッパで木造の高層建築が開発され、日本に逆輸入されています。土木も日本工法を見直す動きが出ていると聞きます。今の工法では川や海の自然、生物は形態を変えつつあり、豊かな自然、水産資源は姿を消しつつあります。もう一度日本の古来の木や石を使った工法を見直す時期に来ているのではないでしょうか。