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日本の木造建築技術

9時今井産業本社。このところ、日本の木造建築技術の活用について考える。と言うのも、益田のアパートや江津駅前ビルの解体を考えた時、壊した残材の廃棄にすごくお金がかかることを知ったことが発端だ。最も問題なのは産業廃棄物が沢山出ることだ。同時に補修すればまだまだ十分使えるはずだと思うのだが、実際には補修や補強をして使うべきだと思うのだが、実際には解体するしかないという事になっている。在来の木造建築物は、建て方によっては数百年も使えることが判っている。そういう優れた建築工法を活用せず、特に戦後RCや鉄工建築が主流になっていることが腑に落ちない。敗戦で、それまで日本がもっていた技術や習慣が西洋のそれに劣っていると勘違いしたのではないか。(土木技術も相当進んでいたのだが、これも戦後は技術の継承は行われていない)社会制度も、日本は2000年以上の歴史で培われた多くの物が、変えるべきものと思い違いをしたのではないかと思う。多くの場面でそれが見られるのだが、日本人は敗戦によりすっかり自信を無くしたばかりか、西洋のものが優れていると思い違いをしたのだと思う。戦後の教育もその流れで行われた。80年経過してようやくそのことを日本人は自覚し、見直すべき時だと思う。最近の世界の情勢を見るとより強く思うようになった。そんな時代になっていることを自覚して政治、行政が行われるべきだと思うが、さて当事者たちはどうでしょうか。日本保守党に多くの注目が集まるのもその表れだと思う。