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中途半端な人生

今日も一日だらだらと過ごしました。こんな二日はそうないので、つい自分の来し方と死に際を考えてしまいます。地域に必要なことで、誰もやろうとしない事があれば自分がやってみよう、と言う性分で、つい、いろんなことに手を出しますが、勿論時間のかかる事ばかりで、結果が出るのに最低10年、20年とかかりそうなことばかりです。それを70歳過ぎても取り掛かるのは、いかにも不合理なことですが、自分の生きている間に結果は出なくても、本当に必要なことなら、いずれ誰かが後を継いでくれるだろうという淡い期待(幻想に近いが)をもって取り掛かっています。死んだ後のことは判りませんが、やろうとしていることの意味と、やろうとしていることを書き残しておけば、何かの機会に誰かの目に触れて、一度は途切れてもいつの日か誰かがまた継いでくれると信じてやるしかありません。それがこのブログを20年以上も続けて書いている動機であり、エネルギーでもあります。ブログだけでは消えてしまうので、印刷して日記風に保存してありますが、さて、本当に人の目に触れることがあるかどうか、可能性は非常に少ないとは思いますが。ただ、今、星高山の登山道整備に取り組んでいるのは、30年以上前、興梠さんがやろうとして始められたことが、中断し、放置されていることが古い資料からわかり、石見地域や江津に必要なことだと同感して始めました。(今興梠さんの思いを受け継いでいる人は残念ながらいませんでした)だから、私の始めたことも、私が生きている間には結果は出ないし、私が死んだ後はやがて放置されてしまうことが多いと思いますが、万に一つの期待を込めて取り組んでいます。