What's New

疲れが溜まっている

去年帯状疱疹を患ってから、筋力が落ちるとともに疲れやすくなった。体重も5キロほど落ちたままだ。これが老化と言うものかと思ったりもする。すべての人がやがて死ぬのだが、今の老化が死の前のどの段階なのか、今まで一度も死んだことが無いし、父や兄から聞いたことも無いので、良く分からない。ただ、いつ死んでも良いように準備をしておかなければならないことは意識するようになった。取り敢えずあと2年は生きていたい。その間に私の思いを引き継いでくれる人を見つけておきたい。

今日はテニスコートに行ったが、暑いし、疲れが残っているので、1ゲームだけして終わりました。井佐子父、佐々木、清水、元重夫婦、佐々木常、広岡、我々夫婦参加。それでも全身びっしょり汗まみれになるし、タオルはびしょびしょになる。息が上がるのも早くなった。多分そう長くは生きられないだろう。

安倍元総理がテロに倒れた。安部さんについてはいろんな評価があるが、私はここ30年の歴代総理に中で、非常に大きな功績を残された方だと思っている。権力を持つといろんな人がぶら下がってくるのは宿命だ。そこばかりを責めるのは全体を見誤ることになる。日本人が何時までも先の敗戦を引きずっているのは日本の未来にとって不幸なことだ。現下の世界情勢の中で、新しい日本を作らなければならない。そうしないと、日本が直面している現在の危機に立ち向かうことが出来ない。日本人はかっての高度成長の思い出の中に埋もれてしまって、日本がどんどん世界の中で存在感が無くなっていることに早く気付かなければならない。経済でもそうだが、世界の中で社会的影響力を失いつつある。何時まで先の大戦に引きずられていてはならない。世界は激しく変化している。冷戦が終了した後、民主主義の世界がやってくると、何となく思い込んでいるが、根拠のない妄信でしかないことは今の世界の分断を見てみれば良く分かる。分断を超える新しい価値観が必要なことは明白だが、それが何なのかは誰も知らない。分断を超えるためには前提のない対話しかないのだが、世界の政治指導者の中にそれが出来る政治家も国もない。それが出来る可能性があるのは、世界でも独自の文明を持つ日本だ。何時までも先の敗戦の責任を引きずっている時ではない。古いタイプの政治家に代わり、新しい価値観とエネルギーを持った政治家の出現が望まれる。