大阪なおみ全米オープン二度目の優勝

６時起床。全米オープンテニス女子決勝戦の終盤でした。１セット目を簡単にとられていて、今までであればそこから雑になって負けることがありましたが、今朝の大阪は、別人でした。最後まで集中力が切れず、イージーミスが殆ど無い完璧なテニスでアザレンカを圧倒、２－１で見事全米オープン二勝目を上げました。コロナで試合がない間に、フィジカルを鍛えた結果、走っても、体の軸がしっかり保てていて、そこから強打を打ってもミスが少なく、かつ深いボールを打てるようになっていました。もう一つの理由はメンタルでしょう。警察官に殺された黒人たち７人の名前を書いた黒いマスクをしてコートに登場していました。７人の名前を全部見てもらうためには決勝までいかなければなりません。その思いが、左太ももを痛めていても、遂に決勝戦まで行く原動力になったのだと思います。自分の為だけではなく、誰かのためにという強い気持ちが、実力を余すところなく出せた要因であったように思います。ただ自分が勝ちたいというだけならこの結果は出なかったように思います。フィジカルも、メンタルも一回り大きくなり、そのうえ人間としても立派なアスリートです。

２時からテニスコートへ。１週間前が嘘のように、涼しい気候の中で、井佐子、安部、中園、河野夫妻、元重夫妻、佐々木、佐々木常、佐々木淳、清水、三間、田辺、広岡、我々夫婦と１６人、相変わらずたくさん来ていました。

「半沢直樹」いよいよ終盤に差し掛かり、敵も与党の幹事長（柄本明）と強大で、倍返しも強烈なものになりそうです。達者な役者ばかりで、個人の演技の一つ一つが楽しめます。あと２回楽しみにしましょう。