１０月１０日：台湾旅行４日目

ホームステイさせていただいたお宅で朝食をいただきました。ご主人はベジタリアンとのことで、具の入ったお握りに豆乳ミルク。食後、新婚の奥さん、娘さんたちと片言の英語で談笑していると、克広のボーイスカウト仲間（特殊学級の先生と伺いました）が来ました。今日はこの型に車（フォード）で案内していただくことになっているとか。ボーイスカウト仲間の強い絆を知りました。先ず、パイナップル畑の中を走ること１時間弱で、パイナップルケーキ専門のお土産屋さんに到着。カフェで試食の行列の最後尾に並んでいましたが、列を離れてお店に入ってケーキを買うと、そこでケーキの試食をさせてもらいました。中にパイナップルのジャムが入っていて、なかなか美味しい。そこから今度は、廃業された木材製材会社を観光地化したところを見学。出荷用の鉄道（すでに廃線）遺産もあり、三江線廃線後の活用の参考にもなりそうです。汽車や貨車の陳列、木製品のお土産物屋、貯木池に張り出したレストランなどがあり、たくさんの観光客でにぎわっていました。そういえば１０月１０日は台湾の建国記念日で週末まで連休だとか。そのレストランで食事。久しぶりに洋食を、ということでミートソーススパゲッティーを注文しましたが、これも中華風の味付けでした。次に、また１時間ほどかけて、発電、治水用に作られたダム（といっても芦ノ湖ぐらいの広さ）見学。ここも人で溢れていて、湖の観光船（おそらく１００隻以上ありました）に乗って対岸を巡って帰港。平たく言えば単なる人口湖をここまで観光地化する逞しさに感心します。廃線された三江線、江の川を持ちながら生かせていない我々も大いに見習うべきでしょう。夕方になりそこから、お土産に買うお茶屋さんへ。案内してくれた人の古い友人がお茶の問屋さんだそうです。到着したら、お茶の試飲をさせていただいて購入。本日の観光はここまでで、夕食のレストランへ。中華の火鍋を食べることになりましたが、そこに案内してくれた人の友人家族が合流（キリスト教病院勤務でどうやら本日のホテルの手配をしていただいたらしい）。赤ちゃんもいて賑やかな食卓になりました。私は海鮮鍋を頼みましたが、ほとんど日本で食べる海鮮鍋の味でした。終わってホテルへ。病院がいくつかの部屋を抑えているらしく、ツィンの部屋が格安の料金で驚きました。部屋も日本のホテルに引けを足らない設えで、TOTO製品が使ってありました。ひょっとしたら日本人の設計だったかもしれません。最初から最後までお世話になった良い一日でした。