２０１８年１２月３１日：年越し

平成最後の大晦日です。時代はめまぐるしく変化しています。変化が人類にとってプラスになるのなら良いのですが、新しい技術がマイナスに働くことがしばしば見受けられます。核兵器、ミサイルはどうでしょうか。インターネットはかえって混乱を生んでいないでしょうか。AIは人間にとって代わりはしないでしょうか。グローバリズムは格差を生み出したのではないでしょうか。民主主義はポピュリズムを生み出したのではないでしょうか。新しい技術とともにそれを人類にプラスになるようにどう活用するかという思想、哲学、技術が必要ですが、人間はそれほど利口にできていないようです。人類が出現して６００万年とも８００万年ともいわれています。技術の緩やかな進歩は人類にとってプラスに働いてきましたが、この２，３０年の変化に人類はついていけていません。一度技術の変化を止めてみることが可能でしょうか。無理でしょうね。そうなると人類の未来は決して明るいばかりのものではないような気がします。新しい年が始まりますが、ここらで一度立ち止まって考えるゆとりが欲しいものです。私たちの次の時代に幸福が訪れることを願っています。