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総選挙雑感

今日は衆議院議員総選挙投票日。丁度超大型台風接近中です。投票率は最低だった前回を若干上回る程度だとか。期日前投票が増えた影響でしょうか。それにしても54%程度では民主主義が本当に根付いた社会と胸は張れません。現段階の速報では自公で三分の二の310議席に迫る勢いだとか。野党第一党は立憲民主になりそうです。自民党批判票の受け皿になったと思われます。いつの時代でも現状に不満を持つ人が三分の一近くいるのは当然でその受け皿があることは健全な民主主義社会でしょう。政権与党はその人たちの思いにどう対応するかが問われます。民進党の保守派で希望の党で当選した人たちがどう動くか、無所属で当選した人たちがどう動くかで案外すっきりするかもしれません。この20年ばかり、新党が出来ては消えるのは政権批判の側の人たちが具体的にどんな政治が望ましいかを明確にイメージできていないのだと思われます。そのためにも政権を担うに足る政策と能力を示すことが出来る健全野党がいることが政治の前進には必要なのです。今後の日本社会を占う意味で、野党がどうなるのかと同時に選挙後に行われる年代別の投票率、投票行動の分析がどうなるかも注目するところです。